中学の出題傾向と、合格するために必要な力

中学の紹介

東海中学・・・とにかく記述力

 東海中学で必要とされるのは、とにかく記述力です。記述問題が複数出題され、多い年度では全体で400字程度の記述量が求められます。説明文/物語文ともに、20字~80字程度の記述問題が複数出題され、素材文をほぼ抜き出すものや、まとめるもの、言い換えるものなど、さまざまな問題が出題されます。記述が苦手な場合、国語の点数がかなり低くなります。
 また、選択/抜き出し問題は、数は少ないですが、ほとんどの問題の難易度が高く、ここで点数を安定させるためには、全国難関校レベルの力が必要です。

南山中学女子部・・・バランスの取れた力

 南山中学女子部で求められる力は、国語の中でも4教科でも、とにかくバランスの取れた力です。この中学は募集定員に対する志願者数が多く、合格最低ラインに数十人~100人程度が並んでいると考えられます。この場合に、苦手な科目や分野があると、合格できる可能性が著しく下がります。
 国語の問題の中でも、選択/抜き出し/記述がバランスよく出題されており、1つ1つの問題のレベルは偏差値帯ほど高くありません。基本~応用初歩レベルの問題を、どの形式であっても確実に得点に結びつけることが必要です。

滝中学・・・難しくない問題をそつなく取る力

 滝中学の出題傾向は南山中学女子部と似ています。出題される問題に難問はほとんどなく、傾向も選択/抜き出し/記述とバランスが取れています。記述問題は1題ずつですが、80字程度の制限字数となることが多く、複数の内容をまとめる力が求められます。選択問題は、素材文の中に根拠が明確にあることが多く、根拠に従った解法が求められます。抜き出し問題も、探すのが難しいということはなく、文章全体の内容を把握する力と、問われていることを探し出す力が求められます。
 滝中学は合格者平均点が高く、どの分野でも取りこぼしが許されないのは、南山中学女子部と同じです。

高田中学・・・長文の作文と記述を仕上げる力

 高田中学の入試問題は、125点満点で、文章題2題と作文が課されるのが特徴です。文章題については、比較的簡単で、ここでしっかりと点数を取りきることが求められます。少し記述の比重が大きいので、文章を書く力を優先すると良いでしょう。
 高田中学の特徴は、300字の作文にあります。こちらは、いわゆる自由記述なのですが、原稿用紙の使い方に従った記述が求められます。受験が近づいてから記述力を仕上げるのではなく、早い段階から長い文章を書いていく力、特に文と文を接続語でつなぎながら展開させていく力が求められます。

愛知淑徳中学・・・難しい問題を点数に結びつける力

 愛知淑徳中学では、出題される説明文/物語文が少し難しいことが多いことに注意が必要です。特に物語文は、時代背景や成立年代が古いものが多く、内容としても高度なものになっています。物語文では、イジメや人の死など、「心が痛む」話が出題されることが多いようです。数年前までは随筆文が出題されていましたが、最近は物語/説明の二題構成となっています。
 問題の難易度は高く、物語文では全体の内容を把握する力が求められます。出題傾向は選択/抜き出し/記述のバランスが良く、どの分野もおろそかにできません。
 なお、過去10年以上に渡って、特徴的な問題を1~2問出題しています。グラフを選ぶ問題や、家系図を完成させる問題などが典型ですが、こちらは対策を立てるのが難しく、とにかくどの問題であっても点数に結びつける力が必要となります。

南山中学男子部・・・自由記述

 南山中学男子部の出題傾向は、ほぼ毎年にわたって、自由記述が2題出題されていることです。それ以外の問題は選択/抜き出しとなっていますが、難易度は簡単め~標準です。
 自由記述については、さまざまなことを聞かれますが、大きく分けて①体験記述②意見記述のどちらかが出題されています。特に②意見記述については、どのような形式で書けばよいのかという準備が必須になります。

名古屋中学・・・文章題+語句の力

 名古屋中学では、文章題2題と語句2題、論理問題1題が出題されます。
 文章題の難易度はやや難しく、全体としては、簡単な問題と難しい問題が混在している印象です。この中学を第一志望にする場合には、いかに簡単な問題を点数に結びつけるか、難しい問題を見抜くか、という力が求められます。
 また、語句の出題は中学受験全体の学習範囲の中からとなっているので、すべての分野を浅く広く学習して対応できるようにしておく必要があります。

最後に

 NiV国語塾では、中学ごとの出題傾向に対応した講座がいくつかあります。
 お子様の志望校に、どの講座が対応しているのかは、コチラをご覧ください。

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