課題設定の仕方

中学の紹介

NiV国語塾を100%利用するために

 NiV国語塾では、明確になったお子様の課題を解消します。
 そのためには、まず、お子様の現状を分析し、どのような課題を優先して解消するべきなのかを明確にする必要があります。
 ここでは、どのような課題が考えられるのか、そして、その課題を解消するためにはどのような方法が考えられるのかをお伝えします。

課題とは何か

 「国語の成績が悪くて・・・」「国語の成績が安定しなくて・・・」などと悩んでいても何も解決しません。国語が苦手な受験生が塾に通っているうちに国語を得意にできる可能性はほとんどありません。
 国語の成績を上げたいのであれば、まず現状を把握しましょう。そして、国語の成績が上がらない原因を見つけ出して解消しましょう。

 ただ、漠然と現状を把握すると言っても、何をすればよいのかが分からないという方がほとんどだと思います。

 「お子様の課題」を具体的に言い換えれば、模試などの中で、どのタイプの問題で、どのように失点しているのかということになります。

 この、課題を発見する段階では、できるだけ細かく分野に分けて考えていくようにしましょう。
 分野とは、

 説明文/物語文、選択問題/記述問題/抜き出し問題
 
 のことです。

 これらの組み合わせで、まずはどこに大きな問題があるのかを確認してください。

具体的な課題設定の方法

 まず、お子様の模試の答案を見てみてください。
 目を覆わんばかりの点数や偏差値・・・ではなく、まず、何を書き、何を白紙にしているのかということをしっかりと見てください。

 ・パターン①
 選択問題は正答率(解いたもののうち正解しているものの割合)が半分以上、記述は白紙になっている。
 →受験生に一番多いパターンかもしれません。
 記述が白紙になっているからといって、記述に課題があるとは限りません。時間内に書くことができないという事も考えられます。このような答案だった場合には、試験が終わってから解答を見る前に、お子様自身の答案を作る時間を与えてみてください。それでも書けないようであれば(あるいは見当違いのことを書いているようであれば)、課題は記述、ということになります。

 逆に、そこで書くことができているのであれば、問題はむしろ選択問題/抜き出し問題にあります。結果的に正解できていたとしても、正しい解き方で解いていなければ時間が無駄にかかります。そうなると、そのしわ寄せで記述を白紙にすることが起きます。

 ・パターン②
 選択問題は全て答えられているが、正答率が悪い(半分以下)。この場合、選択問題の基礎的な解法が分かっていません。選択問題は、記述問題と違って答えること自体は容易です。制限時間内に解ききれたかどうかではなく、正答率を見てください。
 →この場合、課題は選択問題です。選択問題を効率よく正解する方法を学べば、結果は大きく変わることが期待できます。

 ・パターン③
 記述問題で、模範解答と全く違うことを答えている。
 →この時には、お子様の答案と問題文をしっかりと分析してください。2つのことが考えられます。
 A:問題文の読み間違い
 問題文が傍線部分の理由を聞いているのに、登場人物の心情を答えていたら、それは全く見当違いの答になりますよね。
 B:正解が分からない
 問われていることが分かっているのに、全く違うことを答えている場合、素材文から解答部分を探すことができていません。もしかすると、記述だけでなく選択問題にも同じような課題があるかもしれません。

 Aパターンの場合には、国語の問題文をどのように読めばよいのかが分かっていません。Bの場合には、素材文で答を探す技術がありません。

 ・パターン④
 抜き出し問題が白紙/見当違いの部分の抜き出しになっている。
 →抜き出し問題は、他の問題以上にしっかりとした探し方が無いと、不正解・時間のロスにつながります。課題となっている抜き出し問題を正解するための技術がお子様の課題です。

課題が複合的である場合

 国語が苦手なお子様の場合、課題が単一であることのほうが稀です。
 ほとんどのお子様は、記述力がなく、問題文が正しく読めず、素材文から答えを探す力が未熟です。
 では、その場合に何を優先して解消するべきなのか。

 一般的にオススメするのは、選択問題の課題を解消することです。選択問題は選択肢から逆引きで正解を見つけることができるからです。
 どういうことかというと、記述/抜き出しの場合には、問われていることへの答が分からなければ、そこでほぼお手上げになります。せいぜいできることは、傍線付近のことを書く/抜き出すということくらいです。
 一方、選択問題の場合には、選択肢の中に正解があるわけですから、選択肢の内容を素材文に戻って探し、問われていることへの答になりそうな部分を答えるということができます。これをすることで、問題文に対応する素材文の解答部分を見つける、つなげるという練習をすることができ、それが、次の問題で正解を導く力につながります。
 つまり、選択問題の課題を解消することで、他の分野の問題についても課題が解消の方向へ向かうことが期待できるのです。

 なお、東海中学・高田中学を志望されるお子様で、かつ、残された時間が少ない場合には、記述の課題を解消することをオススメします。
 東海中学は、他の中学と異なり、記述の分量が非常に多いからです。また、高田中学は、300字以内の作文の問題が出ます。どちらも、記述力がなければ合格することが厳しくなります。
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